【20200607時点】セブ市新型コロナウィルスによるロックダウン解除状況
セブ市は6月1日からECQからGCQというランクに外出規制が緩和されました。※現在の感染者数
結果
状況は正直、変わりません。
むしろ、不自由になったとも言えます。
ECQとGCQの違い
今現在、セブ島全土はGCQ(General Community Quarantine一般的なコミュニティ検疫)下にあります。
ECQ(Enhanced Community Quarantine)
との違いは、
【強化された】➡【一般的な】
にすぎません。
フィリピンのロックダウン時外出規制ランクとは
ECQ、MECQ、GCQ、MGCQとありまして、現在はECQ、MECQの地域はありません。
MとはModified (修正された)という事らしいです。
まぁ、ゆるいフィリピンらしいのですが明確に言い切ることが少ないですね、状況に応じて”修正する”という事なのでしょう。
現在も、感染者の多いバランガイ(町内会)では独自の管理が許されています。
しかもそれについての公表も何もありません。

町内会でチキンをロースト中!
ウィズコロナ 現在の市民の生活は
6月1日からは以下の通りになっています。
公共交通機関が返ってきた!
この一言につきます。

ビジネス拠点とモールをつなぐバス
タクシーとBeep(路面バス)が戻ってきました。
平日にはあまり、変更した実感がなかったのですがこの土日にしっかりと戻ってまいりました。
Beep
乗り合いバスで、セブ島で有名なジプニーとの違いはオープンエアではなく、エアコン、TV付き、車掌さん、キャッシュレス(専用プリペイド使用)といううたい文句でした。
ただ、実際は移行期間が長すぎて、今現在も車掌さんに現金を支払って乗ることが出来ます。
現在は25名定員を12名定員に落として、営業。
つり革もあるので、日本のバスと同じで通勤時の混雑時は立って乗車することができるのですが、三蜜避けての営業です。
タクシー
定員3名まで。
運転席と乗客の間にビニールを設置して運行しています。
ただ、こんな時期だから、と高額を吹っかけてくる運転手も多々いるので、メーター利用を確認してからの利用が必要です。
Grabも再開して良い通達ですが、個人事業主が準備していないのか、いつ検索してもアプリ内で今日現在で利用できる車は見つけられていません。
そして、留学生の私達が待望の
フィリピン航空の再開の案内がでました!
セブ島から東京直行便は、さすがに7月からの運行となりますが、とうとう帰国できるようになります。

セブの空が戻ってきた!
現在、GCQ下にできるようになった事
正直いうと、生活が変わるほどの変化は実際は無いです。
運動
個人スポーツ(ジョギング、散歩、自転車)➡コンタクトスポーツ(ゴルフ、テニス)の再開
買い物
健康な成人の一部のショッピングモール利用の再開(Quarantine Passは未だ必要)
一部のファッションショップの再開、レストランはテイクアウトでの再開
年齢制限、マスク着用は変わらず
ちなみに、モール内で唯一入れたドラッグストアとスーパーマーケットに今まで健康チェックのみで入っていましたが、パスを提示しないと入れないとの事で、今日私はスーパーに入れませんでした。
集会
5名まで➡10名までOK
レストラン
テイクアウトのみ、全く変わらず。開業店舗の増加あり
いつまで続く?外出禁止
正直、わかりません。
セブ市内のアヤラモール再開したとたんに感染者が発生したので、またECQに戻るのではないか、という噂がたっています。
土曜日の状況では、モール内の公園でテイクアウトの食べ物を食べている人もたくさんいたようですが、デリバリーが発達しているのでわざわざ買いに行くことはないですね。
その他の6月7日から再開施設
理容室、美容室
カットのみの営業再開です。
おしゃれのため、はダメだそうです。
ホテル営業
通常の宿泊はいまだ受け入れ不可、レジデンシャル(仕事などによる長期滞在者)のみ受け入れ可能
私たちの泊まっているホテルは、GCQ発表後に即客室に通達があり、3点の案内がありました
- フロントスタッフの常時設置なし 内線、もしくはピッチで緊急連絡
- 電気(その他エネルギー)を削減しての営業
- 客室清掃が週3から週2へ変更
再開まで期間が延びたので、削減できるところは実施させてほしいのでご協力をとの事でした。
語学学校の案内
唯一、桐原グローバルアカデミーが生徒の受入れ開始日を2020年7月19日(日)からと案内開始の案内をWebサイトに掲載しました。
その他は依然と、オンラインでの営業のみです。
公共交通機関の運行
GCQ間通しの国内線航空機
フェリーの運行
が、約束されていますが、島々での観光はいまだできませんので、移動しても私達はやることはないので今まで通りと言えます。
航空機に関しては、マニラには行けますのでそこからは海外の航空会社を使えるのでとうとう帰国することが出来ます。
セブ市の治安は?
まだ、安全に生活できています。
治安は変わらないがホームレス増加
ホームレス、物乞いが増えています。
若くて働き盛りの男性が多いです。出稼ぎの日雇い労働者とみられる男性が住むところを追われて、外で生活しています。
危険はありません。
食べる事には困ってないからだと思います。
1回しか観ていないので、わからないのですが食事は提供されているようです。
外出禁止になってから、食べもののごみが増えていることから提供されているのは間違いないですし、ごみとなっているので困っていないからまだ穏やかに過ごせる状況です。
東南アジア諸外国の事情は?
状況が変わらないのはフィリピンだけなのでしょうか?
YouTubeでみる各国の規制事情
マレーシアではモールが再開されていて、ソーシャルディスタンスで店内飲食可だそうです。
ただ、3週間前のGACKTさんのYouTubeで観ただけなので、もっと改善していそうですね。
こちらも、YouTubeの情報ですが、タイのバンコクでもマッサージにもう行けるようですね。勝ち続ける人の特徴「与沢の流儀:第33条」
観光のできない、ホテル住まいの私達からすると、【外食】【マッサージ】はすごく楽しみにしている娯楽の一つになるので、とても羨ましくYouTube情報をかぶりつくように観てしまいました。
ウィズコロナの未来が見えてきた
とうとう帰国できることになりましたが、今回の状況から見えてきたものがあります。
これからなくならないもの
エンターテイメント
- 飲食業
- 観光業
- 癒し
この3つはポイントだと考えています。
飲食業
実は、飲食業界に10年以上いました。
仲間はまだ、飲食業界の方が多いです。
【食べること】
生きる事に必要ではあるが、外食は必要不可欠ではない
と、私がいたときの一般的な言われ方でした。
景気が悪くなると最初に影響があらわれて、景気回復しても最後に戻る
と、当時は言われていました。
しかし、当時は会社の交際費などが飲食業に影響していた時代です。
企業の在り方もスタートアップのような、新しいカルチャーを持つようになり経費利用が減っています。個人事業主もふえつつあります。
デリバリーなどに形を変えて、エンターテイメントとして残る飲食業はやはり必要になると思います。
観光業
ここまで、旅行に対して恋焦がれたことは未だかつてあったのでしょうか。
今後、三蜜を避けて通勤が少なくなり、可能な限りのテレワーク継続になったときに【旅行】も最大の楽しみになるでしょう。
大浴場のある温泉や大自然でのアクティビティーは、これからも人々の最高の楽しみとなると思います。
また、今後の海外旅行の受け皿を国内でも考えないといけません。
海外旅行を今までと同じ感覚で楽しむことはないと思います。
ゼロにはならなくとも、行きやすさのハードルはあがるはずなので、VRやGAMEなどによる代替エンターテイメントが出てくるとは思いますが、旅をしたい人の欲求はなくなるとは思えないですね。
癒し(予防医学も含め)
リラクゼーション、マッサージの必要性
身体のメンテナンス
以前はスポーツをすることで、マッサージなどは不要だと思っていました。
これからは、チームスポーツがどのような形で再開できるのかわからないので、一人でコツコツと行うスポーツやトレーニングがメインとなります。
日本にいたときにはDr.ストレッチがお気に入りでした。こういった、サポート機能をもつ施設が伸びるのだとおもいます。
こちらの店はクレジット決済のeチケットの方が割安となっていますので、キャッシュレス決済もいち早く導入しています。
しかも、営業休止中もオンライン健康相談なども承り顧客ニーズをしっかりと捉えていると思います。帰ってから店舗に行ける日を楽しみにしています。
心のメンテナンス
また、自宅にこもることで心のメンテナンスのためのリラクゼーションが必要になってきます。
今後は、新卒採用が縮小されたように、職を追われる人も増えてくると思うのでカウンセリングなどもフォーカスされるようになりそうですね。
手洗い、うがいはもちろんですが、予防医学としてマッサージなどを活用していく事も大事だと考えています。
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