マイケル・ジョーダン 『ラストダンス』Netflix による90年代【ネタバレ】

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マイケル・ジョーダン 『ラストダンス』Netflix に見る90年代

4月18日からNetflixにて配信された、『The Last Dance』Michael Jordanが本日完結しました。

今日はこのスポーツ・ドキュメンタリーの話をします。

この作品を通して以下を学びました。

  1. プロの仕事(フロント、コーチ、チーム、選手)
  2. 個性派が結果を残せる土壌
  3. 90年代のCM、カルチャー

いわゆる、シカゴ・ブルズとNBAの黄金期を多角的に振り返る作品です。

もちろん、アメリカも強かった時代ですからこのような時期に期待されて制作された作品だといえます。

作品にはシカゴ出身の元大統領、オバマ氏や当時大統領であったクリントン氏の発言もあり華やかな時代に色どりをそえます。

毎週月曜日に2話ずつ配信されたこのシリーズの配信を、毎週興奮しながらアッという間に2話を観てしまい、休み明けの月曜日をこんなに苦にならずに心待ちにできたというかけがえのない1か月を過ごしました。

私は、1990年代に20代を過ごしたバスケットボール好きです。

合わせて90年代は全世界的にブラック文化が本当に花開いた時期だったと懐かしく振り返りたいと思います。

今日はこの動画を通して、プロのスポーツの世界、90年代のカルチャーについてお話したいと思います。

RUN DMC

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【ラストダンス】とは

  • ストーリー 90年代にNBAファイナルを6回制したシカゴブルズの最後のシーズンドキュメント
  • 背   景 ロックダウンが進み、スポーツイベントが軒並み中止になったアメリカで制作したスポーツ番組(『ESPN』というスポーツチャンネル制作番組の全世界配信)

 

   1話 大学で活躍しシカゴブルズにマイケルが入団する過程

   2話 無名のスコッティ・ピッペンの出会いと彼がスターになりブルズ首脳陣との距離間が生じるきっかけ

   3話 もう一人の問題児デニス・ロッドマンの登場

   4話 フィル・ジャクソンコーチの哲学、そしてNBAファイナルへ

   5話 アメリカで一番商業的にも成功したスポーツ選手、マイケル・ジョーダンの活躍そしてバルセロナオリンピックでのドリームチーム

   6話 暴露本やマスコミの記事でのマイケルのスキャンダル、そして3連覇

   7話 マイケル・ジョーダン、父の死 と引退、野球への転向

   8話 そしてマイケルの復帰 敗北するも再度猛トレーニング

   9話 新しいタレント、やチームからの攻撃

   10話 6連覇による最終シーズンの『ラストダンス』首脳陣が振り返る

 

この『ラストダンス』とは、シーズンごとにフィル・ジャクソンヘッドコーチがそのシーズンのテーマをシーズンの初めに選手に語った言葉であり、シカゴブルズがプロ組織運営を行う中で多くの問題を抱えた中で迎える、最後の6冠をラストと捉えてめざすいわばシーズンの【GOAL】の事である。

チームはコーチからの『ラスト』というテーマに戸惑うものの、決めた事には一丸となって楽しんで結果を出そうとする。

フィルという独特の哲学を持った、NBAで11冠をかざったコーチの指導もさることながら、このシーズンはシカゴブルズのプロチームとしての経営、人財発掘・育成と様々な問題を抱えていて苦悩の中で出した決断のベストがこのシーズンの『ラストダンス』という言葉に凝縮されています。

この言葉を選べる、そしてチームを納得させられるということが優れたリーダーの必須条件であるとうならされました。

マイケル・ジョーダンとチームメイト

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マイケル・ジェフリー・ジョーダンとは

経歴:元プロバスケットボール選手 シカゴブルズ背番号23、現在シャーロット・オーネッツのオーナーであり実業家

タイトル:5度のファイナルでのMVP獲得、バスケットボール殿堂入り、バルセロナオリンピックドリームチーム

バスケットボールの神、世界で一番裕福なプロスポーツ選手、アメリカで最も裕福なセレブリティなどの顔がある。

 

この作品では、若いころから黄金期までの華麗なるジョーダンのプレイやNBA史上に残る名シーンが楽しめます。興奮なんてものではないです!

しかし、私としては『神』だと信じていたジョーダンがとても泥臭い『人間』だった事にこのドキュメンタリーのすばらしさがあると捉えています。

一流のスポーツ選手にありがちな

負けず嫌い、努力家

という側面と、スター選手から真のチームリーダーになるまでの苦悩や、リーダーとなってからの孤独やふるまいについても描かれていて、私たちの知っている神様であるスマートで常に完璧なジョーダンはどこにもありません。

そして父に対する強い愛情による引退や、ホームのセキュリティスタッフを父のように慕い続ける関係性、負けず嫌いによる口の悪さ!(絶対、TVの中ではわからない、コートの中でのマイケル)という本当に人間臭さが出ていて共感せずにはいられません。

また、チームメイトも非常に個性的で曲者ぞろいです。

一流のプレイヤーのくせに大事な試合を投げ出してみたり、スランプに陥ってエスケイプしたり、ちょっと日本のプロ選手たちからすると考えられない行動ばかり起こしています。

しかし、きちんと受け入れて結果を出すために、お互いを尊重し協力する、またコーチもフラットに選手と語り合えている、本物のプロフェッショナルの姿を見ました。

日本のそれとはまた違うので、驚きますが、どちらが良いというわけではなく常勝集団が常に品行方正で適切な努力をしているというわけではなく、一人一人にドラマがある事が何よりも力強くいられる秘訣なのではと思います。

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エア・ジョーダンといえば!

 

90年代のブラックアメリカンカルチャー

最後に見ものは90年代のアメリカンカルチャーです!

80年代後半から、黒人によるラップミュージックの台頭や、黒人の映画監督による懐かしい文化がこの作品では楽しめます。

マイケル・ジョーダンの功績はシカゴ市とバスケットボール界への貢献だけではなく、彼が最もCM的に成功しているスポーツ選手の一人であるという事です。

ナイキと組んだシューズ、エア・ジョーダンは一世を風靡し、今でも一番売れているシューズの一つです。

当時の渋谷を知るひとであれば新作が出るたびに渋谷には『エア・ジョーダン狩り』なる犯罪が発生するほど異常に熱をおび、スポーツマンのみならずシューズ愛好家からも人気をはくすほどの現象をおこしました。

きっかけを作っているのは、当時新進気鋭の映画監督であるSpike Leeやシューズを履いていたラッパーたちです。

合わせてこの作品では90年代の、ブラックミュージックが一番勢いがあったころの音楽があふれ、さらに心を奮い立たせてくれます!

また、彼は映画にも出演していますね、こんなスポーツ選手がいまだかつていたでしょうか。

モハメド・アリの時代とはまた違うので比較するのが難しいのですが、当時の冷戦後のアメリカは日本がバブル経済で落ち込んでいる間に経済成長が進み、ヒスパニックやアフリカアメリカ人が増え、頼らざるをえなくなってきた時代を象徴するスターとしてこれまでにない輝きを見せていたこと、時代を感じさせる作品です。

 

最後に

今日は恥ずかしげもなく、自分の青春時代を書いてしまいました。

神様は誰よりも泥臭い人間だった!

強力なタレントたちが勝利をつかむ

チームには優れたリーダー、コーチが必要

時流を逃さずに自分の価値をあげていく

 

当時の自分ではわからなかった、楽しくていつも興奮していた事に対する見方がこの歳になると変わるのだなとつくづく感じ、毎週楽しんだ1か月間でした。

アメリカの方々も、ロックダウンの家の中で楽しまれたのではないかと思います。そして私のいるフィリピンの方々もバスケットボールが皆好きなので、心強く感じた事でしょう。

国民の気持ちに寄り添った良い番組だとつくづく思います。

 

バスケットボール好きも、音楽好きも、そしてプロスポーツを愛するすべての方々に見て頂きたいです。

 

オマケのおまけで、Cigarは本当に男性のたしなみですね。すごくおいしそうに見えました。しかも本当に一流の方々はリングを付けてないで吸うのですよ、皆さん。

あぁ、何すってるのか気になる、シェイプはDavidoff No,2なのよね。マイケル・ジョーダン何すっているのか誰か教えて欲しいです。

先日、GACKTさんのYouTubeでも行きつけのマレーシアのショップがシガーショップで、私のシガーLOVE熱を再発させた、という作品です。

日本帰ったら、即銀座のダビドフショップに行って吸わなくちゃ。

Scigar

 

 

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