こんにちはなほです。
今年49歳になりました。
会社員の人生を終わらせて新しい人生を送る準備をしている最中です。
いつまで準備中なんですか?って
突っ込まれてしまいそうですね。
その通り、今日は自戒をこめて事前準備に必要なMACの法則についてご紹介します。
事前準備で8割決まる! MACの法則を活用して目標達成しよう
『仕事は段取り8分仕事2分』という言葉があります。
段取りとはもちろん、事前準備の事で仕事の8割は事前準備で、事前準備さえできていれば仕事はほぼ成功する。
物ごとは事前準備がとても大事だという言葉です。
事前準備のための科学的法則 MACとは
2011年にオランダの大学で多くの論文からメタ分析され、実証された科学的な根拠に基づいた法則です。
MACとは
M(Measurable):計測可能な
A(Actionable):行動可能な
C(Competent):的確な
この3語の頭文字をとった言葉です。
アイントホーフェン工科大学の研究チームの研究によって、MACの法則を守ることで目標の達成率が上がることがわかりました。
M(Measurable):計測可能なとは
計測可能、すなわち数値化して目標を設定することです。
年内に収益を上げたい→✖
2020年末には前年の10%アップの収益を目指す→〇
これだと、数値を追いやすいですよね。
前年に対して、どこまで進捗している、
何を行っている。
ということを分析すれば、その差異を埋めて打ち手を考えることが可能だからです。
A(Actionable):行動可能なとは
具体的な行動に落とし込みましょう。
プロセスが明確でないと、動きようがありません。
より営業を強化する→✖
顧客リストを100名増やす為のLPをつくる→〇
少し極端ですが、同じ営業には変わらないのですが何をどう行動するのかは少しでも具体的になっていた方が行動に直結いやすいですね。
C(Competent):的確なとは
Competentとは、的確な、要求にかなう
などの意味が適しているでしょう。
自分の価値観にあっているかです。
前年10%アップの収益をめざす方法として
人前で話すのが苦手な人が「YouTubeチャンネルの開設、毎日配信」
という目標を設定したらどうなるのでしょうか?
時代に即しているかもしれませんが、ご自身の価値観にそぐわない方法で設定しても、目標達成の前に継続すら難しくなるでしょう。
そのアクションは本当に「あなたにとって価値がある」かは検討してください。
MACの法則を活用していこう
MACの法則は良く理解できました。
以前目標達成の為につかうコツとして「SMARTの法則」ってありましたね。
「SMARTの法則」と「MACの法則」はちがうの?
事前準備に「MACの法則」を活用することで、目標達成は10%も達成率が上がることが分かっています。
では、「SMARTの法則」は必要ではないのでは?
そう思いがちですよね。
SMARTは目標を作る時のコツとして必要となります。
MACはそのSMARTを活用する際に必要となる、マインドに近いと思ってください。
一番の違いがCompetent=価値観
であるからです。
実際にMACの法則で目標を立ててみましょう
現在、私は50歳からの折り返し人生の為に新しい生活をつくる準備をしています。
浪人生です。
M(Measurable):2021年6月に独立して女性の為のコーチングを開始する
A(Actionable):ブログやSNSで毎日自分を発信していく
C(Competent):多くの女性を光り輝かせるお手伝いで、社会貢献
どうでしょうか。
今日でちょうど会社を退職してから1年経ちました。
私が在籍していた時期は一部上場に向けて、急激に拡大していった良い時期だったのですが、会社の成長スピードに人財が追い付いていないという弊害がありました。
教育をおろそかにし、環境整備だけ進めていたので、現場管理職のコンプラ違反やホットラインが絶えませんでした。
しかし、スピードを大切にしていたので、再教育の場は与えられず場当たり的な人事異動でばんそうこうを貼る対処法しかしていなくて、教育に時間を割くことが出来ませんでした。
そこで一番傷ついたのは現場スタッフ。
あとは優秀なのに、現場管理職の横暴についていけずに辞めて行った女性従業員たち。
本来はそちらに寄り添わないといけなかったのですが、私は不運にも(本来は幸運ですが)新規店舗の立ち上げ担当だったので新店をつくる事ばかりにあけくれていました。
現在は、その時の後悔から行動していて、自分の価値観の大事な部分となっています。
MACの法則を活用するコツ
かかげた目標が高すぎて到達できずに自己肯定感を持てなくなったりする時がありますよね。
目標達成するにはちょっとしたコツが必要です。
- ハードルを上げずにバッファをもうける
- 時には自分を甘やかす
- 自己肯定感より自己効力感を大切にする
100点取る必要はありません。
70点でだいじょうぶ。
「満点でなくて良い、合格点をとれ」とはホリエモンの言葉。
仰る通りですね。
進捗に応じてご褒美をもうけては?
LPを作りこんだら、勉強を1日休んでディナーに行く
とか自分の気持ちをリフレッシュするような効果があるご褒美をもうけても良いでしょう。
また自己肯定感は過去の自分への信頼ですが、自己効力感として未来の自分に期待をしていくようにすると、おのずと目標達成は近づいてきます。
MACの法則について まとめ
事前準備の大切さをご理解いただけたでしょうか。
MACの法則に基づくと目標達成率が10%アップすることは研究で知られていますので活用しない手はないですね。
準備を入念に行うことで、前に進めなくなってしまっても困ります。
適宜、振り返ることをもうけながら少しづつ行動に結びつけて頂ければと思います。
私も明日も小さくても新しいチャレンジしますね!
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