コロナウィルス対策にみるリーダーシップ能力とは【ジェンダー差はあるのか】

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コロナウィルス対策にみるリーダーシップ能力とは

新型コロナウィルスの収束が日に日に世界各国で広がりつつありますね。

今回2つの面白い記事があったので少しお話ししたいと思います。

 

コロナ対策に成功した国々、共通点は女性リーダーの存在

コロナ対策では「女性リーダーの有能さ」を語る前に、「権威的なリーダーの脆弱性」に注目しよう

 

どちらの記事がしっくりきますか?

先の記事は4月16日にフォーブス・ジャパンで掲載された記事で、女性コンサルタントの記事です。

後は今日5月30日の、クーリエ・ジャポン抜粋のアメリカのAtlantic誌の女性記者の記事です。

 

どちらも多少のポジショントークは含まれているものの興味深い記事ではあります。

 

ジェンダー差は本当にあるのか

実際にはありません。

あるのは能力差、いわゆる勉強をし続けているかいないかの違いによるものだと考えています。

 

私の前職では、とある再生事業の温泉ホテルチェーンでSVをしていました。

社内でも【初の女性管理職】ともてはやされ、14店舗のホテルの支配人を指導する立場におりました。

 

個人的にはリーダーシップや能力を語るのにジェンダーを持ち出す事には、興味がありませんし、今の時代に2極対立構造のわかりやすい記事を書かなくてはいけない気持ちもわかりますがその発想自体が残念と言わざるを得ません。

リーダーシップの在り方が変わっているということは、ハーバードビジネススクールのリンダ・ヒル教授がすでに2013年に発表し、2015年には日本でも『ハーバード流 逆転のリーダーシップ』として出版されています。

 

現代のリーダーシップの特徴

コロナウィルス対策にみるリーダーシップ能力とは【ジェンダー差はあるのか】

フランス革命を表す有名な絵画に見る、『民衆を導く自由の女神』というのはすでに古いリーダーシップのスタイルであり、現代はチームで結果を出すために、メンバーの才能を結集し、集団の力を最大化させるためには羊飼いのように「背後から指揮する」という新しいタイプのリーダーシップが求めらいるといいます。

リンダ・ヒル教授の本には現代のイノベーションを生み出しているピクサー、グーグル、イーベイなどの実例の数々が紹介されています。

私が、ホテル支配人として結果を出したあと、継続させるために何が必要か学び続けていた時に出会ったリーダーシップの在り方である。

 

40歳が社長になる日

私が学んだのはリンダ・ヒル教授の教え子であり『スタートアップ界のゴッドマザー』岡島悦子氏からでした。

岡島悦子氏の著書【40歳が社長になる日】はこのリンダ・ヒル氏の【逆転のリーダーシップ】をヒントに日本のスタートアップ、または数多くの大企業の社外取締役をこなし、自身の会社で『プロの起業家を育てている』彼女の知見と合わせて、日本が成長するためにローカライズした内容となっています。

この本では現代を【破壊的イノベーション】が必要な時代だと言っています。

それは、高度経済成長が終わり、低成長の中で新しい価値観を起こしていかないといけない現代の条件を以下の象徴的な言葉で述べています。

  • 羊飼い型
  • 逆ピラミッド
  • 非連続の成長
  • 顧客重視
  • 横ぐし
  • フラット、双方向
  • 個人の共感力

 

などなど、納得感ばかりあるキーワードの数々です。

 

これには自分自身をジェンダーでがんじがらめに縛りあげ、勉強不足を能力不足として毎日バッターボックスから降りることばかり考えていた自分にたいして、背中を押してくれる学びでした。

学ぶことでジェンダーから解放されて新しいリーダー像を手に入れました。

彼女の話は、2回ほど会議で東京に戻った際に、予定を合わせて聞かせて頂いています。

 

その岡島悦子氏の著作でも語られる『非連続の成長』を起こすために『権限委譲』をMGRへ落とし込みチームとして成長し続ける組織運営ができて結果を出し、自分の身も心も軽く新しい支配人像を築くことができたのです。

 

当時も社内で私が【女性】だからという話が出ましたが、当時支配人で社外に出て勉強をしていた人間はほかにはいませんでした。

良くて本を読む程度、ほとんどの支配人が現場に15時間いて、休みが取れない・・・

ということがリーダーだと信じていた。

お恥ずかしいですが、2017年のホテル業界の話です。

 

私が注目する女性リーダー

アメリカのTVドラマにみるボス

まだ外出禁止のセブ市内でNetflixの『QUEEN OF THE SOUTH』にはまっています。

2016年から始まったアメリカのTVドラマのシーズン4が昨日から配信されるということで、先週シーズン3まで一気見してしまいました。

メキシコを舞台に、彼を麻薬カルテルに殺された平凡な女性が、数奇な運命をたどりマフィアのボスになるという日本題は『女王への階段』というサクセスストーリーです。

まぁ、このテレサ・メンドーサがこれでもかというくらい、直感と共感力でチームや自身を何度も危険な状態に陥らせながらも、周りに助けられながら導かれていくという、本当に驚くくらい怖いもの知らず、痛みを知らない女性です。

私は麻薬カルテルものが好きですが、私の好きな残忍さは少ないのですが、今回のテレサには助けたくなる要素がふんだんにあり、かつ自分ではできないような決断力もあったりして目が離せなくなる事うけあいです。

チームメンバーも魅力的で、自然に【良いリーダー】ってこんな感じよね、と引き込まれてしまう何とも言えない魅力があります。

昨日から始まったシーズン4はなんと!日本語字幕が無いので、苦行だと思いながら英語字幕を観ています。

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オンラインヨガに見るリーダー

チャクラワーク主宰のMasumi Lacosteさんです。

彼女も、チャクラワークやキルタンのワークショップを世界の各地で行っています。

キルタン奏者の男性シンガー2名やチームと言える、料理人『チャクラん堂』のお二人今回は加えてオンラインのテクニシャンの男性もチームメンバー入り。

ゲストでバリにはキルタンの第一人者のケビン・ジェームスがいたり日本では整体師、カカオセレブレーションアーティストがいたり、大きなチームを動かしてチャクラワークを指導しています。

彼女も常にフラット。横串を通すのがとても上手。

つねにチャクラ全開です!

 

というわけで、世界をまたにかけてワークショップしていた彼女も、オンラインヨガを始めた途端に200名近く集まってしまう、という状態に。

 

これからコミュニティがものをいう時代には目をはなすことのできないリーダーの一人です。

コロナウィルス対策にみるリーダーシップ能力とは【ジェンダー差はあるのか】

 

まとめ

リーダーシップにジェンダーは関係ない

パワーやカリスマはリーダーには不要

悩んでいるなら勉強しましょう

 

この3つは身をもって私が学んで経験をしたことです。

チームを最大限に生かして、コロナアフターの先が読めないこの時代にリーダーシップを発揮しよう!

 

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