Netflix全世界公開、スタジオジブリ作品について

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現在、語学留学でセブ島に来ています。

外国人の方を話をする際にとても困ることがあります。

 

日本の文化である、アニメ、ゲームを知らない世代だからです。

Netflix全世界公開、スタジオジブリ作品について

Netflix全世界公開、スタジオジブリ作品について

今回、良い機会を得たので日本のアニメを楽しんで先生方と英語で話してみたいと思います。

 

Netflixで満を持しての全世界配信

今週末、ために貯めていた動画を観ました。

以前もお話しした、NETFLIXで3月に全世界配信されたスタジオジブリ作品です。

実は、これが私のスタジオジブリ初体験です。

①千と千尋の神隠し

②となりのトトロ

③天空の城ラピュタ

④紅の豚

⑤借りぐらしのアリエッティ

 

土日で5本、その他のオリジナルフードドキュメンタリー作品を観ました。

 

体調がいつまでもすぐれない、と言っても声だけが出ない状態が1か月以上も続いています。

原因も解っていて滞在しているホテルの古いエアコンに付き合い続けなくてはいけないので可能な限りは遊びを我慢して、ルームメイトが離島やビーチに行っているのを横目に室内で一人、声を出さずにできることをする、と決めて一人スマホに向かいました。

 

スタジオジブリがNetflixを選んだ理由

私の世代は、子供の頃からアニメや漫画は観てはいけないものとして育っているので、自分自身観たいという気持ちも少なく見る機会がありませんでした。(子供の頃はきっとあったのでしょうが)

またオトナになってからも敬愛する蓮賽重彦先生が、『アニメは映画ではない』と常々仰っていたことと併せてなかなか観る機会がなかったのですね。

そんな、かつてはシネフィルだった私もいつの間にか仕事人間になり、普通に流行っている映画も観なくなり、この度初めて観るアニメに心癒されたものの、私が映画評をしたところでなので、今回はジブリのNETFLIX進出について興味があったのでこちらを記載することにします。

 

これについては、プロデューサーの鈴木敏夫さんは『制作費稼ぎ』と仰っていますが、本当にそれだけでしょうか。敏腕プロデューサーの鈴木さんはNETFLIXの可能性を熟知していたとしか思えないです。

 

Netflixの全世界戦略における日本の存在

Netflix全世界公開、スタジオジブリ作品について

私も実はNETFLIXについては何が一番興味があったかというと、人事戦略でした。

 

調べていく中でオリジナルドキュメンタリー作品『人生がときめく片付けの魔法 Spark joy』こと近藤麻理恵さんのお片付けビフォーアフターものがヒットしている事実を知り、日本のベストセラーを番組にしている事に恐ろしく興味を抱きました。

 

日本のノウハウはスピリチュアル?

『~術』なる、ハウツー本がとっても苦手で手に取らないのですが、日本のベストセラーが海を渡って、海外でドキュメンタリー番組になりこれまたヒットする理由がまったくわからなくて速攻、観てみました。

 

彼女の片づけ術を『こんまりメソッド』に昇華させて【禅】的な思想を見出していることが日本人の私にとっても発見でいた。

 

『千と千尋の神隠し』も少女の成長ストーリーのようで『Spirited Away』と訳されていて、対ディズニーに見る色鮮やかなアニメだったり、エンターテイメントというよりは精神面でのエキゾチックさが全面に出ているような気がします。

 

いずれにせよ、私がNETFLIXの営業だったら、この成功事例を提示してジブリに交渉をするのは自然な流れだったのでしょう!

 

日本作品の成功要因

何より素晴らしいのは吹き替えで作った作品であるということ。

 

今回のスタジオジブリ作品の配信も、日本語字幕ではなく英語吹き替えで観る事ができるので全世界対象となってさらにファンを増やすことが可能になります。

 

案の定、またホリエモンがYoutubeチャンネルでレバノンからの宮崎作品配信について、NETFLIXの影響を語っています、これからはどんどん日本語を英語に吹き替えて日本のコンテンツは世界に出していくべきですね。

映画もシアター専用ではなく、どんどん海を渡り個人の手の中(スマホ)で観られるべきです。

今回はタイミングがバッチリで、語学留学中に英語配信の宮崎作品を観る事が出来て勉強を兼ねながらこうやって日本のコンテンツの売り方について考える良い機会になりました。

 

※2020年9月現在はNetflixは韓国、中国コンテンツでさらに全世界展開を加速させています。

最後に 動画の未来

スマホ一人一台所有によるNetflixの台頭から、今後スマホで楽しむコンテンツがメインになりそうです。

 

YouTubeの勢いが止まらないなか、ユーチューバーという人々が目立たなくなってきたような気がします。

そうです、以前から声は上がっていましたがプロが参入しつつある状況に現在はなってきたと思います。

お笑い芸人がユーチューバーになっていたり、またはビジネスマンが固定画面だけで単純にビジネスや時事、自己啓発などの大人の教育利用をするようになりYoutubeに参戦してきています。

 

すでにこちらに関してはホリエモンがNewspicksなどの番組で発信、その後TAXI広告、自身のYouTubeチャンネルでの再利用活用でかなりの収益を上げていて今非常に可能性が広がっているコンテンツであることが証明されています。

 

かつては動画はニュースを伝えるツール、そして映画のように芸術とされた時代もあり、TVとして大衆のものになりお茶の間で家族全員で楽しむものでした。

 

テクノロジーの進歩で、個人個人が端末で個別の動画を観るようになり、コンテンツ需要がさらに広がり、作品というものは簡単に世界へ出る機会が増えました。

 

また教育分野の進出もさらに加速が期待されています。

(今回のコロナ騒動でさらに拡がるでしょう!とあるオンライン英会話スクールから【臨時休校支援企画】のメールマガジンが届いていました!商機は逃さない!!ってヤツですね。)

 

そしてまだ、今後も変わっていくであろう動画ビジネスについてやはり、このお方がお話ししていました。

久しぶりといいつつ、二度目の押しである岡田斗司夫さん。

岡田斗司夫ゼミ#320(2020.2.2)ホリエモンが本気で驚いた評価経済対談 OTAKING #320~Designing a company where employees pay to work

さすがのご指摘で、ホリエモンもうならせる深い洞察力と説得力で今後の展開を述べていました。

非常に面白かったので皆さんご覧になってください。もちろん、ジブリについても見解を語って下さっています。

 

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