日曜日の午後 追悼 エンニオ・モリコーネ オススメTOP5

日曜日の午後 追悼 エンニオ・モリコーネlife

こんにちはなほです。

 

7月6日に偉大なる作曲家、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが91歳なくなりました。

翌日には多くの方から追悼のメッセージが溢れていました。

日曜日の午後 追悼 エンニオ・モリコーネ

訃報にふれた際に、イタリアというお国柄コロナウイルスの影響なども考えましたが、91歳ということで天寿を全うされたのだと安心しました。

 

日曜日の晴れた午後に音楽を聴きながら思い立って書いております。

悲しいニュースが溢れている日本ですが、音楽による力強さを感じて明日に活かして頂ければと思います。

超個人的エンニオ・モリコーネオススメ映画音楽 TOP5

20代の頃の私は映画と音楽だけで生きていました。

 

好きな映画とサウンドトラックは常にセット。そんな生活でした。

始めて世界一周旅行をした時のお供にCD(の時代)も持ち歩いてました。

 

独断で選んだ、懐かしのエンニオ・モリコーネ オススメ作品を紹介します。

1900年(1976年)ベルナルト・ベルトリッチ監督

1900 (NOVOCENTO) (Masters of Cinema) Original Theatrical Trailer

 

私の中ではベストオブベスト。

 

映画自体は5時間強と超大作

ベルトリッチが現代イタリアの成り立ちを2度の大戦交えて描く、叙事詩的な作品。

 

若き日のロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューの競演も嬉しいです。

イタリアの田舎の映像が目に浮かぶ素晴らしい作品です。

撮影監督のヴィットリオ・ストラーロとのコンビは強いです、本当に美しい。

 

ベルトリッチは70年代は長編を意欲的に撮っています。

体力と時間のある時には、是非ご覧になってください。

 

1900 (Novecento)形式: DVD

 

ニューシネマ・パラダイス(1988年) ジュゼッペ・トルナトーレ監督

Cinema Paradiso (The Original Soundtrack) [High Quality Audio]

 

説明不要ですね、数ある映画賞を総なめした作品です。

 

どの曲も美しいんです。

イタリアに行ったことのない私は、このサントラを聴くと反射的にイタリアの田舎の景色が浮かんできます。

 

いつ聞いてもピアノソロで始まるテーマ『cinema paradiso』のフレーズだけで泣ける自信があります。

 

ストーリーは映画への愛のようで、男性の父親との関係のような、アルフレードとトトの関係、少年が大人になる経過を描いています。

時代を超えた、誰もが通る経過を感じられる、年をとればとるほど胸にくる映画です。

Cinema Paradiso [DVD]
Philippe Noiret (出演), Enzo Cannavale (出演), Giuseppe Tornatore (監督, Writer) 形式: DVD

 

海の上のピアニスト(1998年)ジュゼッペ・トルナトーレ監督

1900s Theme – The Legend of 1900

 

Netflixのオリジナルドラマ『全裸監督』を観た方はこの映画を絶対思い出したでしょう。

挿入歌で流れるピアノのテーマ曲がこの曲を思い出させます。

 

ティム・ロスという英国名優の大ぶりな演技も、美しい音楽でまとめてくれます。

おとぎ話ちっくなファンタジーなのですが、音楽がそれを現実に引き戻して映画をキッチリとまとめています。

 

音楽の映画における役割を知った作品でもあります。

海の上のピアニスト [DVD]
ティム・ロス (出演), プルイット・テイラー・ヴィンス (出演), ジュゼッペ・トルナトーレ (監督, 脚本) 形式: DVD

 

Once Upon A Time In America(1984年) セルジオ・レオーネ監督

Once Upon A Time In America [Soundtrack]

なぜか、禁酒法の時代の映画が大好きです。

音楽、衣装、すべて当時の文化とギャング系がすきなのでしょう。

 

その中でもこの作品が一番なのは音楽の影響と言っても過言ではありません。

「デボラズテーマ」は名曲中の名曲。

 

初恋の出会いの音楽を書かせたら、もう・・・(あぁ、どの言葉でも足りない・・・)

 

アンタッチャブルもエンニオ・モリコーネですが、こちらの方が好きですね。

ギャング映画でありながらもイタリア人が海を渡って、NYに渡る希望のようなものを感じさせる前半が大好きです。

 

モリコーネの音楽は「希望」「成長」が、キラキラと輝いて映る重要な役割を果たしています。

 

この作品も若き日のロバート・デニーロが主演で参加しています。

少年役の男の子もカッコイイんですよ。

 

Once Upon a Time in America – Special 2 DVD Edition [Import USA Zone 1]
形式: DVD

 

荒野の用心棒(1964年) セルジオ・レオーネ監督

荒野の用心棒 Per un pugno di dollari

黒澤明の『用心棒』のハリウッド版です。

『用心棒』は大好きなのですが、申し訳ないのですが観ておりません。

 

しかしこのテーマを知らない日本人がいるのだろうか。

CMやTV番組の挿入局としても良く使われています。

 

1度聞いたら忘れられない、独特のフレーズですね。

乾いた砂漠ににあう最高の映画音楽です。

 

荒野の用心棒 [DVD]
クリント・イーストウッド (出演), マリアンネ・コッホ (出演), セルジオ・レオーネ (監督) 形式: DVD

アンタッチャブル (1987年)ブライアン・デ・パルマ監督

アンタッチャブル

多くの名俳優を輩出した伝説の映画。

 

ケビン・コスナーやアンディ・ガルシアらがこの映画から火が付きましたね。

もちろん、ロバート・デニーロが出ていないわけがありません。

 

こちらは黒澤映画ではなく『仁義なき戦い』の深作欣二監督に強く影響されています。

また、映画史に残る『戦艦ポチョムキン』のオデッサの階段のオマージュが、映画オタクたちをにやけさせます。

 

ハリウッド映画って、多いんですよね、にやにやさせる映画たち。

巨匠は皆勤勉。パクリではなく、歴史に学んで敬意を表す。

 

こういう姿勢は常に見習いたい。

アンタッチャブル(通常版) [DVD]
ケビン・コスナー (出演), ショーン・コネリー (出演), ブライアン・デ・パルマ (監督) 形式: DVD

 

【独断】まだまだ観たい!モリコーネ以外にも映画音楽が重要な作品

20年以上前でしょうか。

私の20代は映画と音楽だけでした。当時の思い出と共に懐かしい名作をお届けします。シネフィルならば懐かしがって頂けるかもしれません。

 

TRUE ROMANCE (1993年)トニー・スコット アメリカ映画

True Romance Soundtrack

クエンティン・タランティーノが脚本。監督はトニー・スコット

個人的には兄のリドリー・スコットより好きです。

 

このサントラは有名すぎるほど有名。

うだつの上がらないチンピラと、娼婦の純愛逃避行です。

救いのないストーリーでありながら、若い二人の純愛をラストのこの曲が救いを差し伸べ、号泣のラストへと導きます。

 

観た後はこの音楽がしばし、頭の中から離れなくなります。

トゥルー・ロマンス [DVD]
クリスチャン・スレイター (出演), パトリシア・アークエット (出演), トニー・スコット (監督) 形式: DVD

北の橋 ジャック・リヴェット 1982年フランス映画

北の橋 アストル・ピアソラ 永遠のリベルタンゴ

フランスの映画哲学者 ジャック・リヴェットによるドン・キホーテ。

パリの街を双六のようにさまよう映像とアストル・ピアソラのリベルタンゴとの共演。

 

当時のパリ、アルゼンチンタンゴのピアソラがパリの文化人により評価されていたという、この時代のカルチャーが凝縮されています。

ヨーロッパ、とくにパリはやはり凄い。

芸術に対する感度が高すぎる。

ジャズでも、ピアソラのタンゴも自国ではまったく評価されない新しい音楽をきちんと評価して世界に知らしめてくれるという役割。

 

踊るタンゴから自由になって世界で活躍するこの名曲は、時代を超えて国境を越えて私たちの胸に響きます。

 

映画は難解ですが、ギャグだと思って観てください。

リベルタンゴ アストル・ピアソラ 形式: CD

 

LOVE STORIMS (1984年)ジョン・カサヴェテス

LOVE STORIMS

インディーズ映画の父ともいわれている、ジョン・カサヴェテス。

 

あの黒澤明も認めて世に出したというのだから知らない人は急いで観てほしい!

黒澤明現代劇の映画で、よく似たシーンも出てきます。

人を切り取る情熱は通じたものがあったのですね。

 

音楽はボー・ハーウッドと組んでいます。JAZZが好きになったのはカサヴェテスの影響大です。

すべての音楽が私にはベスト。

 

感情のバランスが取れず、愛情表現がへたくそな姉弟が最後に自分を取り戻すかのように、雷と大嵐が感情を洗い流していくラスト。

え?これで終わり? という場面で流れる、ミルドレッド・ベイリーのボーカル。

 

JAZZのトラディショナルな名曲『Where are you?』も超印象に残ります。

映画音楽の役割って本当に素晴らしいです。

ジョン・カサヴェテス 生誕80周年記念DVD-BOX HDリマスター版
ジーナ・ローランズ (出演), ジョン・カサヴェテス (監督) 形式: DVD

 

 

音楽の力は私たちにパワーを与えてくれたり、癒してくれます。

しかも一音で映像や景色まで鮮やかに見させてくれる力があります。

 

嬉しい時や辛い時、悲しい時に自分の成長と共に寄り添ってくれる存在としてそばにいて欲しいですね。

 

明日も小さくても新しいチャレンジしますね!

 

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